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ストレステスト

世界中の規制当局は、リスク管理の原則の基礎としてストレステストに注目しており、金融機関にはより厳しいテスト基準が課されています。プロモントリーのストレステスト・ソリューションは、規制遵守の枠を超え、金融機関の皆様のリスク管理能力を改善し、ビジネス戦略の意思決定の高度化に寄与します。

また、プロモントリーでは金融機関の皆様が抱かれる基本的な疑問(例えば、直面する最大のリスクにどのように備え、対処するのか等)に答えることのできるストレステストに高度化するためのソリューションを提案しています。ストレステストの改良に関する支援も行っており、基本的なヒストリカル・シナリオや規制の遵守に焦点を当てるバックワードなストレステスト(過去のシナリオに基づくテスト)を、金融機関の皆様が将来に向けてビジネスプランを立てる際に役立つフォワード・ルッキングな手段へ転換させています。

あらゆる規制につき、またストレステストの実施に関してどのようなステージにある金融機関に対しても、プロモントリーは付加価値のあるソリューションを提供しています。米国連邦準備制度理事会(FRB)による包括的資本評価及び検証(CCAR)、再建・処理計画策定のためのストレステスト、資本計画の検証、米国、欧州、英国におけるストレステストへの対応につき、これまでクライアントをサポートしてきました。プロモントリーが提供するサービスの範囲は、ストレステストの経験が豊富で確立した枠組みを既に持つ金融機関に対するベンチマーキング的な検証から、導入初期段階にある金融機関への包括的なサポートやストレステスト実施計画の立案に至るまで多岐にわたっています。

中核的なリスク管理

プロモントリーのストレステスト・ソリューションは、リスク管理、リスク・ベースの意思決定、リスク・ベースの計画策定においてストレステストが不可欠な要素となるよう、CRO(最高リスク管理責任者)、CFO(最高財務責任者)、コンプライアンス部門をサポートします。リスク管理担当者に対し、複数の統制原則にまたがって一貫したリスクの評価・報告方法が提示できるよう、プロモントリーは全社的な視点を重視しています。一方で、ストレステストを実務的に活用することは、実務的な決定を行うビジネスラインの管理者だけでなく、ビジネス戦略の意思決定を担う経営陣にとっても有益です。ストレステストが適切に考案され実施されれば、組織はより効率的、かつ詳細に、組織内のあらゆるレベルにおけるリスク要因を把握することができます。

拡張可能なソリューション

プロモントリーは、規制要件や業界のベスト・プラクティスの解釈に優位性を有しており、ストレステスト・プログラムの検証、費用対効果の高い改善措置の段階的な実施、包括的な枠組みの提供を行うことが可能です。

弊社は対象となる各組織の複雑性に合わせ、以下のようなソリューションを提供しています。

  • ガバナンス、枠組み、戦略の検証
  • モデルの妥当性の検証、ベンチマーキング、水準調整
  • リスク・ファクターの選択およびシナリオの策定方法
  • モデルの提供および開発
  • 外部委託サービスおよび報告

プロモントリーのサービスは、連携したプロジェクトとしても、または独立したプロジェクトとしても等しく効果的であり、ストレステストのいかなる導入段階にある金融機関であっても、希望するサポートを見つけることが可能です。弊社のサービスは、予め定めた規範的な一連の改善策の提示を行うものではなく、実践的でクライアント毎にカスタマイズされたソリューションを重視したアプローチを取っています。

プロジェクトの具体例には以下のようなものがあります。

  • 規制要件や業界のベスト・プラクティスに照らしたガバナンス、インフラ、および、分析能力におけるギャップ分析の実施
  • ギャップが特定された場合における、段階的な実施計画の策定およびソリューションの提供
  • ガバナンス、方針、規程、手続の検証による弱点の把握および修正
  • 自己資本充実度評価のプロセスに関する監督当局の期待への対応、監督当局の懸念事項に対応するための改善計画策定のサポート
  • 規制に関する知見、および、リスクの重要性評価に基づいた、ビジネスラインおよびリスクカテゴリー横断的な、適正な粒度・レベルでのテストの実施
  • イディオシンクラティック(各金融機関の個別性を踏まえたシナリオ)、および仮想ストレス・シナリオの策定および精緻化(蓋然性やシナリオの深さの評価等)
  • ストレステストモデルについての独立した検証、および必要に応じた妥当性の検証や水準調整

プロモントリーの優位性

プロモントリーはお客様にとって最良のパートナーとして以下のものを提供します。

  • 規制に関する専門性および実務経験
  • 先進的ソリューション
  • 管理可能なプロジェクトのスコープ(決められた予算内での段階的実施)
  • カスタマイズされたツール、および、ベンチマーキング

【具体的なサポート例】

  • 欧州中央銀行(ECB)によるシステムワイド・ストレステスト・プログラムについて、独立した立場で、妥当性検証を実施しました。ECBが設計したストレステストの枠組み、手法、シナリオを評価すると同時に、ストレステスト・プログラム(第三者、トップダウン、ボトムアップ、システム全体に関するもの)について分析と検証を行いました。この中には、ストレス損失の予測および追加資本の必要性に関する分析も含まれます。
  • 金融機関が自力では存続できないポイント(point-of-non-viability)を把握するため、非常に厳しいストレステスト用の枠組みを設計するとともに、RRP(再建・処理計画)策定のためのリバース・ストレステストに関する戦略的なアドバイスを提供しました。
  • 複数のリスクモデル(ストレステスト、VaR、実務用)について、妥当性の検証、ベンチマーキング、水準調整を行いました。また、バーゼルIIの自己資本充実度評価プロセス(ICAAP)の妥当性に関してアドバイスを提供しました。
  • 当局による共通シナリオに基づくストレステストにおいて、ストレステスト手法をはじめとしたストレステストに関する規制上の期待に関してアドバイスを提供し、同行のストレステストの手法が規制上の期待や金融機関の実務から大きく乖離している部分について、改善のためのアドバイスを提供しました。
  • マクロ・ストレス・モデルについて妥当性の検証、ベンチマーキング、水準調整を行いました。また、信用集中リスクに対応するための代替的なアプローチの設計、リスク・ファクターの選定、ストレス・シナリオの修正についてアドバイスを提供するとともに、金融機関に適した資本ストレステストのモデルを開発しました。
  • 商業用不動産ポートフォリオのためのストレステストの枠組みと分析プロセスを構築しました。このプロセスには、銀行のローン・ポートフォリオにおける内部格付の正確性の検証も含まれています。